決意

2001年11月5日
風邪引きました。
そりゃ、この季節に午前3時まで湯冷めしたまま
PC打ってりゃ風邪も引きますって。
でも、それには理由があるんです。

私の友達に、中学3年(現在受験間近)がいます。
彼は公立中学でも1,2を争うほど頭は良いです。
彼は、受験をしないといいます。
(授業態度、出席日数が極端に悪いため)
もちろん、推薦なんてありません、
高校に行かないと言うのです。

「高校の授業なんか受けているよりも自分で勉強して大検受けて、
六大学以上にいければそれでいい。
自分は学校という制度が嫌いだ。」
彼の言う事を要約するとそうなります。

「自分自身で勉強した方が絶対にはかどるし、
毎日毎日時間を拘束されなくてすむ。
おれは協調性が無いから周りと合わせられない」
言い分は通っているようにも見えます。

『でも、自由な時間があるからといって
やりたいことがあるのか?』
と聞いても 「無い」 という答えが返ってきます。
「俺は何をやらしてもある程度以上は出来るけど、
それ以上は出来ない」
自嘲なのか、諦めなのかは知りません。
けど、その言葉は自分の可能性を否定している気がします。

結論から言うと、論議は平行線です。
私は『高校に行くも行かないもあなたの自由だけど、やりたいことも無いのに高校へ行かないのは勧めない。
社会的にも高校は出た方が絶対に良い。高校に受かって行かないと言う選択肢はあるが、受けないで行くという選択肢は無い。絶対に後悔する』
といいますが
彼は 「受かっても行かない。なりたいものもな     い。所詮世の中なんて……」

彼の考え方は、俺と似ているんです。
だから、彼は俺を納得させることは出来ないし
俺は彼を納得させることが出来ない。

けれども、目的も無しに高校に行かない、
ということは俺の中では誤っている選択です。

人の人生ですが、
それが間違っているものだったならば
彼に後悔させないためにも
俺は全力で止めます。

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aki

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